山陰地方では飛魚のことを「あごが落ちるほどうまい」ことから「あご」と言います。

5月頃から日本海を産卵の為北上してくる旬のあご(飛魚)をすり身にし、山陰の地酒を混ぜ合わせ焼き上げたあご野焼、山陰産まれ郷土が育んだふるさとの味です。

味の決め手である魚の新鮮さ、旬の飛魚(あご)だけをすり身にし冷凍保存しております。

以前は冷凍保存技術がまだなく、飛魚(5〜8月が旬)を使った特製蒲鉾は夏季限定商品でしたが、 冷凍保存しても魚の繊維が壊れない技術が開発され、あご野焼を通年お客様に楽しんでいただけるようになりました。

十分吟味した材料を使用し、つなぎである澱粉を一切使用しておりません。

飛魚(あご)のすり身も自社で魚をさばいてつくっています。

茂助では大量生産の機械化が進む中、現在も伝統の技術で職人が1本1本手作りで焼き上げています。 手作りだから味わえる伝統の味を守っています。

その伝統の味が出来上がるまでをご紹介します。


冷凍保存してある飛魚のすり身をブロックカッターでけずり、サイレントカッターでさらに細かくします。

石臼で塩を加え粘りをだす。

塩ずりをすることにより蒲鉾本来の弾力性がうまれます。

塩ずり後、秘伝の配合した調味料を加え石臼でじっくり時間をかけて練り合わせます。

成型台に調味料を添加し終わったすり身を伸ばし平らにします。

   

平らにしたすり身をたけべらで、芯棒にすり身を巻きつけていきます。

近年、蒲鉾業界も機械化が進むなか、弊社は手作りを貫き通しています。

   

これには、昔からの伝統を守るという思いと、茂助のあご野焼は他にはない程の大きさでこの大きさを機械化するということは難しいのです。今でも職人が一本一本手作りで作っています。

 
   
野焼専用焼台に成形したすり身をのせ焼き上げていきます。

一本一本焼き加減を見ながら温度を調節し焼き上げていきます。
焼きあがってくると表面が火膨れの状態になります。
その時火膨れたたき棒(針がついている棒)という道具で表面を刺して焼きムラを押さえ、火の通りをよくします。

また、あご野焼の皮が茶色い色をしているのは火膨れたたき棒で刺すことにより、すり身に混ぜてある調味料が表面に染みでてそれを加熱するので、あの茶色い色の皮ができるのです。

もし調味料が入っていなければ、あご野焼は表面が白い色のあご野焼になります。
   

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9.10月の浜乃木店休日  9/10 10/22

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あご野焼職人

新商品 二代目あご野焼